分譲マンションの管理や修繕の主役は管理組合です。しかし、管理組合の役員が直接、管理や修繕を行うことはもちろん、それらを専門会社へ発注したりチェックしたりするのは容易ではありません。そこで、管理・修繕にさまざまな仕事のお手伝いするのが分譲マンション管理会社の仕事です。
見積もりの依頼
管理会社の中から、候補会社を選び見積を依頼します。
正確な見積書作成には、建物調査や各種点検報告書の確認が不可欠です。
仕様書が候補会社に到達した段階で、各社をマンションに招き、見積書作成にあたっての建物・設備の調査をしてもらいます。
見積が到達したら、依頼した仕様書通りに作成されているか確認した後、候補会社を理事会で絞り込みます。 資料だけで決められない場合や、理事会以外のメンバーからの意見も聞きたい場合等は、プレゼンテーションをしてもらいます。
プレゼンテーションの開催、新管理会社候補1社を内定
理事会にて新管理会社候補1社を内定します。
総会決議
新管理会社と新しく締結予定の管理委託契約書と、それに基づく重要事項説明書を協議して決定します。また、管理会社変更に関する総会議案書も同時に検討します。
管理開始準備
旧管理会社が契約終了となる3ヵ月間は、新旧管理会社による事務・会計・現場等の引継ぎを両社で実施します。 新管理会社においては、管理員の選定・教育や口座振替等の準備作業を行います。
前述による準備過程を経て、新管理会社による管理が開始されます。